2025年度委員長基本方針並びに事業計画

《地域の未来共創委員会》委員長　谷田川　明弘　　　　　　

(基本方針)

　我々の活動する館林市・板倉町・明和町には魅力的な地域資源が数多く存在していますが、社会意識や環境の変化に伴い地域に対する関心の希薄化が進んでいると考えます。更に少子高齢化や都市部への人口流出が起こっており、将来を担う若い活力が年々失われている現状にあります。まずは多くの方が自分の地域に誇りを持ち、まちづくりを自分ごととして考えていただく必要があります。これまで館林青年会議所は60年以上培ってきた数々の実績や、行政、地域の皆さまとの信頼関係、近隣LOMとの深い関係性を築いてきました。それらを活かしながら我々は青年として挑戦してまいります。

　青年会議所は自分の活動エリアだけではなく、広い範囲で繋がりのある組織です。しかしながら、そのスケールメリットを活かし切れている人は多くありません。青年会議所という共通言語がある私たちは、他の地域の仲間と容易に交流を行うことができます。メンバーには交流の楽しさを感じていただくとともに、自分と違う考えを学び、館林青年会議所以外にも仲間が増えるような機会を作ります。

　我々が住まう地域には日本遺産に認定された「里沼」や名勝「躑躅ヶ岡」、そして川魚料理や小麦の食文化など多くの歴史や観光資源がある中で、地域の方のシビックプライドの醸成にはまだ至っていないと考えます。地域に対する愛情や誇りを持つには、「地域の好きなところはここだ」というポイントを自分の中に確立することです。まずは自らが住まう地域の魅力を知り、地域にとって何が必要かを考え、まちづくり運動に多くの方が携わる機会を提供していくことが必要です。

　これらの課題を解決し、地域を巻き込む事業を行うには、行政や他団体との協力が必要となります。同じ方向性を目指すことが出来る方とは積極的にパートナーシップを結び、ボランティアやオブザーバーに参加を呼びかけることで会員拡大や協力団体の増加に繋げます。

　最後に、当委員会の担いを全うするためには所属するメンバーの皆さんとの協力が必要不可欠となります。様々な課題に対して事業構築から実施まで、参加者だけではなくメンバー自身も楽しめるようなチャレンジをしていきます。一年間を通して皆様の成長と、地域の活性化によって未来へとこのまちを繋ぐことができると確信して、活動して参ります。会員諸兄のご理解、ご協力を心よりお願い申し上げます。

（事業計画）

（1）会員の拡大

（2）参加意識の向上　

（3）   3月第一例会の実施

（4）   8月第二例会の実施

（5）   10月第一例会の実施

（6）   その他